母校から



お声がかかった。








研究員のお仕事のお話しだ。





お世話になった農学部の先生に連絡を入れておいたところ、




生理学データの解析と論文化をぜひぜひお願いしたい、とのこと。





本決まりになったら、




来月辺りから、




研究者として




福岡に行くことに




なります。





前と違って元カノさんはもういないけど、




元カノさんにもらった「わぴ」という名前の




カピバラさんのぬいぐるみがいるし。




希死念慮になんか負けない。





一人でも



闘います。





一人でカピバラさんを助手席に乗せて高速に乗って、



思い出のマンションでワンルームをもう一度借りて、



思い出の車を思い出の駐車場に入れて、



毎日母校に通います。




変わるのは部屋の広さと、



元カノさんがいないっていう



世界で一番辛い辛い、



そう死ぬほど辛い事実だけ。





だけど僕は負けないよ。



毎日泣いたって負けないよ。



あり得ないって分かってるけど、



元カノさんが万が一、今居るところで辛くなったときに、



いつでも心から迎えられるように、



貯金して



頑張るんだ。






ずっと一人ぼっちでも、



ずっと希死念慮でも



どんなに死にたくっても



一人になるのが危ない精神状態だと



医者から指摘されてるの知ってても、



そんなの関係ないよ。




ひとりで




頑張るんだよ。



それしかもう、





僕にはできないんだから。





希死念慮にも



孤独にも







負けないから。絶対に。